徹底レポートそのうち

東急不動産・三菱地所レジデンス・小田急不動産 (東京都狛江市)

  • 小田急線「喜多見」駅から徒歩4分の駅近
  • 新宿17分のアクセスや、周辺が戸建て街区の日当たりなど、バランスのとれた立地
  • 子どもがおおらかに遊ぶ公園・ジョギングができる野川緑道など、広い世代が豊かに暮らせる環境
    (きたみふれあい広場 約690m、野川緑道 約620m)

この物件をレポートするのは

kumagai Mizuki 住宅ライター

「知りたいことは、現場に行って調べる!」がモットーの住宅・不動産専門ライター。二児の母にして分譲マンション購入経験あり、住宅ポータルサイト編集者出身、という強みを活かして日々奮闘中。美味しいお店を発見する眼力にも自信あり!?

この物件の注目ポイント

エントランスや外観の設計監修を手掛けた石倉氏にインタビュー(1)

DSC01406

緑を豊富に配し、ヨーロッパの庭園のような雰囲気が漂うアプローチガーデンや
アースカラーを基調とした外観、落着きを感じさせるエントランスなど
「プレイスガーデン喜多見」の設計監修を担当したのは
設計事務所の「ウイ・アンド・エフヴィジョン」。

集合住宅の外観・共用部の設計・デザインや、インテリアデザインなどを幅広く手掛け
これまでに数々の受賞経歴も持つ「ウイ・アンド・エフヴィジョン」の石倉氏に、
デザインに込めた思いやこだわり、工夫などについて伺いました。

空気が抜けていく心地よさを意識した「アプローチガーデン」

熊谷完成予想CGなどを見ると
エントランス部に設けられる庭園の「アプローチガーデン」は
とても緑豊かで、気持ちのいい空間になりそうですね。

石倉氏この場所には、元々たくさんの緑があったんです。

ただ、以前は塀に囲まれていたので、地域の方でも
そのことはあまりご存知ないかもしれません。

こちらのアプローチガーデンの設計を考えるうえでは
できるだけ既存樹に近い品種の樹木を取り入れること、
それから、風や空気、視線が“抜ける”ことを大切にしました。

img4
▲アプローチガーデンの植栽も、「ウイ・アンド・エフヴィジョン」が
その木の特性などを充分に考慮し、選定したそうです。

関東地方で昔から愛されてきたヤマボウシやエンジュといった落葉樹と
乾燥地帯を好み、欧風のイメージのあるオリーブなどの常緑樹を組み合わせ、
四季を通じて楽しめるような庭園になるよう、配慮したそう。

石倉氏アプローチガーデンは、「喜多見」駅からマンションに向かって歩いてきたとき
最初に目にする部分でもあります。

いわばマンションの“顔”ともいうべき存在ですから、
住む人にとっても、周辺に暮らす方々にとっても
「ここがあって良かった」と感じられるようなものにしたい、という思いがありました。

マンションが完成して、植栽が育ったら
そこに庭園が誕生したような、豊かな景観に変わるのではないでしょうか。

エントランスは、照明の配置など帰宅時の印象にもこだわりが

熊谷そんなアプローチガーデンの先にはエントランスがあるわけですが
こちらは、どのようなことを意識して、デザインされたのでしょうか。

石倉氏エントランスは、住む人や訪れる人を迎える場所ですが
その建物の印象を左右するシンボリックなものでもありますよね。

ですから、住む人にとっては、帰宅時にほっと心が安らぐような存在であること。

地域の方にとっては、
「前からこうだったんじゃないか」と感じられるくらいにこの場所に馴染んで、
かつ「以前よりも景観が良くなった」と思っていただけるような存在になるよう、心がけました。

実は、当初は独立した「エントランス棟」を建てるというプランもあったんです。
でも、ここに高さのある“棟”を造ってしまうと、どうしても圧迫感が出てしまう。

マンションって、それだけで一つのコミュニティが形成されるようなものですから
建物の象徴でもあるエントランスを、周囲と断絶されたような、物々しい雰囲気にしてしまうと
極端な話かもしれませんが、このマンションに新しく住む人と
以前から地域に暮らす人との間に、隔たりを作ってしまうかもしれない。

そういうデザインにはしたくなかったので
現在のような“枠”と言いますか、門構えとしてのエントランスになりました。

img8
▲「ここから先が我が家」という温かみを感じるエントランス。
落着きがあり、視線が抜けることで開放感も得られそうです。

熊谷照明にはどんな工夫がされているのでしょうか。

石倉氏照明は、「機能的な照明」と「意匠的な照明」とを意識してプランニングしています。

「機能的な照明」というのは、その場を明るく照らすためのもの。
これは“機能”を優先していますので、照明器具自体は、目に入りにくい場所に配置しています。

「意匠的な照明」は、例えば壁面のブラケットなど
明るさを出すことはもちろんですが、どちらかというと見た目を意識して配置しているものです。

商業施設のように明るさだけを重視するのであれば
機能的な照明だけでいいのかもしれませんが、ここは“住まい”ですから
意匠的な照明を効果的に配置して、“邸宅感”を演出しているんですよ。

植栽の間に低めのポールライトなども配置しているので
夜、マンションに帰ってくる際にアプローチガーデンの木々の間から温かい光が漏れて
「我が家に帰ってきた」という安心感を得られるのではないかと思います。

===============================

次回も石倉氏へのインタビューをお届けします。
エントランスホールやラウンジ、外観へのこだわりをお聞きしましたので
どうぞお楽しみに!


PAGE TOP

この物件の注目ポイント